『詳解 摩訶止観』を読む

詳解摩訶止観 (人巻)

ついに先日届いた『詳解 摩訶止観』。

止観を実践するにあたっての道しるべとして手元に置いておきたいと思い購入しました。

 

初めのほうをさらーと読み流してみたところ、明快に論理立てて語られていて数学書のように感じました。丁寧に読んでいけば止観についてよく理解できそうです。

 

一方で仏教用語にあまり縁がないため、聞いたことはあるものの、ちらほら意味を受け取れない言葉がありました。

 

たとえば「般若」は「怒った顔」のような意味は知っていましたが、仏教では「実相を達観するための、根本的な智慧」を指すようです。

 

では「実相」とは何?と、分からないことばが芋づる式に出てきます。

 

『詳解 摩訶止観』いわく、いきなり実相の理を理解するのは難しいために、止観のひとつである漸次止観を行い、浅いところから深いところへと漸次的に入っていき、その後で実相を摂めて(実相に帰着して)、中道に至るのだとか。

 

意味をすぐに受け取れない単語が結構出てきます。用語集をつくりながら読みすすめていこうかな。

 

これから止観を行う道へと入っていくのが楽しみです。

 

この blog は、毎日更新とはいきませんが、不定期で内容のまとめであったり、自分なりの解釈であったり、実践の結果であったりを書く場所にしようと思います。

 

縁があったら立ち寄っていってください。